三井製糖株式会社（東京都中央区）は、「スローカロリープロジェクト」を7月より本格的に展開する。「スローカロリー」とは、食べたものが体内でゆっくり消化吸収されることを意味する造語。

同社では、以前より天然の糖質であるパラチノース(R)の研究活動を行っている。パラチノース(R)は蜂蜜の中にほんのわずかに含まれる天然の糖質。エネルギーは砂糖と同じ量（1グラムあたり4キロカロリー）だが、小腸での分解速度が砂糖の5分の1のため、体内でゆっくりと消化・吸収される。

甘さは砂糖の約半分。しかし下痢や虫歯の原因にならず、味が良質であるため、飲料や食品などに幅広く使用されている。同社は1984年、パラチノース(R)の工業化に成功。

「スローカロリープロジェクト」において同社は、パラチノース(R)を利用した研究を賛同企業と共同で行う一方、「元気で太りにくい健康な体を創る」ことを目標とし、普及・啓発活動を実施。

パラチノース(R)の研究成果は、医療食分野で高い評価を取得。また、スポーツ栄養の分野でも、理想的な身体作りや持久力の必要なスポーツのエネルギー源として、利用が進んでいる。

▼外部リンク

プレスリリース（ValuePress!）
http://www.value-press.com/pressrelease/129124

スローカロリープロジェクト
http://www.slowcalorie.com/

糖尿病NET
http://www.dm-net.co.jp/slowcalorie/

三井製糖
http://www.mitsui-sugar.co.jp/

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