患者のデンタルIQをアップする歯科医院の支援ツール「iCO(アイコ)」をリリース

デンタルIQ向上を支援するツールを開発

株式会社フリーセルは自費診療のメリットをわかりやすくレクチャーする歯科医院向けの支援ツール「iCO(アイコ)」をリリースした。

(画像はプレスリリースより)

歯科医院にWebコンサルティングサービスを提供する同社が全国2500以上の歯科医院で取材とコンサルティングを行ったところ、自費診療を行う歯科医院に共通する課題のあることがわかった。それは患者のデンタルIQを向上すること、そして自費診療についての説明を効率化することだ。

そのニーズに応えて、自費診療の特長やメリットをタブレット端末から閲覧できるサービスを開発、医師が治療について患者に必要な説明をし患者の合意を得るインフォームド・コンセント(informed consent)にちなんで「iCO」と命名した。

患者のデンタルIQ向上は医院・患者共にメリット

iCOは、診療メニュー別に9カテゴリのコンテンツ(虫歯治療、歯周病治療、入れ歯、インプラント、予防歯科、矯正歯科、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング)の動画コンテンツを配信するサービス。コンテンツは見やすい大きめの表示でイラストを多用。

患者は待ち時間中にタブレット端末でこれらを閲覧し、現在の治療や自分が受けたい治療について正しい知識を得られる。デンタルIQが向上した結果、医師への意思表示が明確になり、自分に適した治療を受けやすくなる。

歯科医院にとっては、患者のインフォームドコンセントを図りやすく、すなわち自費診療を提案しやすくなる。iCOの導入には初期費用の10万円と月額5千円がかかる。

▼外部リンク

株式会社フリーセルのプレスリリース
http://www.freesale.co.jp/news/release/ico.html