「アパガード」のサンギ社 第1回欧州会議でハイドロキシアパタイトの新たなむし歯予防効果を発表

革新的な製品として受賞

株式会社サンギはパリで開催した「第1回欧州会議 Oral & Dental Health 2014」で「Paris Oral Care Award 2014」を受賞した。

デンタル&オーラルヘルスケア商品のうち、最も革新的な製品に贈られる賞に、同社の薬用ハイドロキシアパタイトを応用した高機能ナノテク歯みがき製品が選ばれた。

実はサンギ社、画期的なアイデアの商品化の成功事例を集めた2012年の論文で、30社の内の1社に選出されている。つまり、ヨーロッパで製品開発が認められたのは今回で二度目。

ナノハイドロキシアパタイトの新たな研究成果

サンギのハイドロキシアパタイトが世界初の「エナメル質修復型歯みがき剤」として登場したのが34年前。

ハイドロキシアパタイトのむし歯予防作用(歯垢の吸着除去、歯面のミクロの傷の修復、初期むし歯の再石灰化)を1993年、厚生省(現在は厚生労働省)に承認される。薬用成分「薬用ハイドロキシアパタイト」の認可後も、同社はハイドロキシアパタイトの可能性を追求。

今回の欧州会議で、臨床試験を依頼した米国テキサス大学の研究チームが歯みがき剤や歯科用クリームの主成分、ナノハイドロキシアパタイトの新たな効果を発表。

薬用ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤は

1 フッ素配合歯みがき剤と同等の効果(再石灰化効果)でむし歯を予防
2 象牙質表面に被層膜を形成して、知覚過敏を抑制

以上の効果をもつことを確認した。

▼外部リンク

株式会社サンギのプレスリリース
http://www.sangi-co.com/