花王株式会社は、新たに改良されたオーラルケアブランド 『クリアクリーンEX』の発売に合わせて、世界の歯磨き事情を調べ、結果を5月27日に発表した。結果から、歯磨きとサッカーに意外な共通点があることが分かった。
(画像はプレスリリースより)
歯磨きは、歯と歯ぐきの間の「すき間」をケアすることが重要だとされている。一方サッカーは、相手のいない「すき間」を上手く活用することが大切だ。意外にも「すき間」という共通点が見つかった。
スペイン、イタリア、ドイツといった、サッカー強豪国を対象に調査したところ、超強豪国ほど、国民1000人あたりの歯医者の人数が多い。すなわち、オーラルケア意識が高い国ほど、サッカーが強い傾向にある。
サッカー大国のブラジルは、実は「歯科大国」でもある。歯医者の数は、世界の約20%を占める。サッカーは個人技が武器とされている。歯磨きもサッカーも個人に頼る傾向があるのかもしれない。
一方、日本が注目する国の一つ、コートジボワール。歯医者の数は、1000人あたり0.14人と日本を大きく下回っている。ところが、木の枝先を歯でかみ砕いて、ブラシ状にして歯ブラシの代わりに使用している人もおり、歯ぐきは強化されているとみられる。サッカーでも、高い身体能力を活かしてくると思われている。
日本では、歯医者の数は1000人あたり2.14人。オーラルケア意識は高いと言えるだろう。しかし、矯正治療率が低いため、歯並びが悪いとも言われている。
歯と歯ぐきのすき間は多いようだが、サッカーでは、持ち前の「組織力と俊敏性」ですき間をカバーしていってほしいものだ。
▼外部リンク
花王株式会社
http://www.kao.com/jp/
サッカーと歯磨きについての調査(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/