全国の病院やクリニックから、自分や家族にとってもっとも「よい病院」を選ぶ方法はあるのだろうか。
名医がいると評判の病院でも、Aさんは高く評価しているがBさんの評価は低いということ多い。主観的な評価に頼っていては、「よい病院」を見つけることは困難だ。
このように考える多くの人が、塩飽 哲生著『病院選びの前に必ず読む本 ~知らないと損する病院探し 助かる人ほど病院はデータで決める~』を参考にしている。
丸善本店が5月4日に発表した週間ベストランキング ノンフィクション部門で5位を受賞した。
本書は、「よい病院」を選ぶための解説書である。厚生労働省や各病院では、インターネット上で情報を公開しているが、これらの膨大なデータの中から、治療目的に適した「よい病院」を選ぶ方法をソフトな語り口でわかりやいすく説明する。
客観的なデータに基づく、的確な選び方や、病院を選び際に知らないと損をする「3つの視点」を伝授。さらに、病院選びに関する正しい知識と情報を身に付けることで、医師に的を射た質問ができるようになる。
(画像はプレスリリースより)
著者は、子宮頸癌治療に適した病院を選ぶ例を挙げて「兵庫県立がんセンター」、「がん研有明病院」、「慶応義塾大学病院」、「北海道がんセンター」が、全国トップクラスの実力を持つが、それぞれ治療方法が異なることに注意を促している。
病院によって治療方針は異なり、「根治を目指す手術を行う」、「内科的な治療を重視する」、「単純な手術が多く行う」など、様々だ。
すべての病気について言えることだが、その病院が得意とする治療法を知ることが、適切な病院選びにつながる。
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▼外部リンク
リーズンホワイ株式会社のプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/46090
病院選びの前に必ず読む本 | クロスメディア・パブリッシング
http://www.cm-publishing.co.jp/9784-8443-73377/