ブランドに知覚過敏用を投入
株式会社サンギが4月上旬に薬用歯みがき剤「アパデントセンシティヴ」を新発売します。
薬用歯みがき「アパデント」は30年以上のロングセラーを誇る同社のブランド製品。今回、知覚過敏をケアする「センシティヴ」の登場で「アパデント トータルケア」もリニューアル。歯のトラブルケアブランド、美白高機能歯みがき「アパガード」と共にサンギの2本柱としていく方針です。
アパデント誕生秘話
世界初の歯のエナメル質を修復する歯みがき剤として「アパデント」が生まれたのは1980年。この画期的な発想はアメリカ航空宇宙局(NASA)の研究が発端です。1970年代、月面着陸の熱気も冷めやらない頃、宇宙飛行士の歯や骨が脱重力でもろくなることが問題となっていました。そこでNASAは歯や骨の主成分を補給する歯の充填剤を考案。
一方、サンギは歯とほぼ同じ成分のハイドロキシアパタイトを歯みがき剤に配合して歯を修復することを思いつき、特許を1978年に購入。<宇宙技術からヒントを得た歯みがき剤>のお目見えとなったのです。さらに15年の研究を重ねて、むし歯予防効果のある薬用成分を配合した 「薬用ハイドロキシアパタイト」を製品化しました。ときに1993年、今年は節目の20年めです。
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