「歯並び」や「入れ歯」も原因に!?「舌がん」とはどんな病気?

甘利大臣、フジモリ元大統領も「舌がん」

甘利明経済再生担当相(64)は今月5日に「舌がん」であることを発表した。舌に小さな潰瘍が見つかったため、精密検査を受け「早期の舌がん」が見つかったという。甘利大臣は、12日にガンを部分切除する手術を受け、経過は順調だという。また、南米ペルーの元大統領であるアルベルト・フジモリ(75)氏も、今月、舌がんのため検査入院をした。

「舌がん」は、この30年間で、患者数は2倍以上に増えているガンだ。特に40代~70代の男性に多いとさてれおり、口にできるガンの中で最も発病しやすいガンだという。初期症状が、口内炎と間違われやすいため、発見が遅れ、他の部分に転移してしまうケースが後を絶たないという。

「舌がん」の症状と原因とは?

症状としては、舌の色が白色や赤色になったりする色の変化が挙げられる。さらに、口内炎に間違われやすい舌の側面などに潰瘍も「舌がん」の可能性があるという。最も生じやすい部分は舌の側面であるが、舌の裏側や舌根にも発生する。

「舌がん」の主な原因として、喫煙、過度の飲酒に加え、歯並びの悪さや合わない入れ歯や被せ物などの慢性的な舌へ刺激が原因として指摘されている。

定期的な歯科検診を受けて口腔内を管理することが、「舌がん」の予防にもつながる重要な役割を担っているともいえる。

▼外部リンク

衆議院議員 甘利明 公式サイト
http://www.amari-akira.com/

Wikipedia 舌がん
http://ja.wikipedia.org/wiki