歯磨きで心臓の健康キープできるー米コロンビア大研究

健康な歯肉が心臓に良い

健康な歯肉が心臓に良いという研究結果が10月28日発売の「Journal of the American Heart Association」オンライン版に掲載された。

この研究結果は米コロンビア大学メールマン公衆衛生学部疫学准教授のMoise Desvarieux氏らが発表したものだ。

歯肉健康で動脈でのプラーク形成遅くなる

研究結果のよると歯肉が健康な状態であると動脈のプラーク形成を遅らせる効果があるといい、動脈でプラークが形成されて、心疾患、脳卒中などを引き起こすアテローム性動脈硬化症になりにくいという。

今回の研究の被験者は成人420人で、約3年間の追跡調査からわかった。

Desvarieux氏は、

「アテローム性動脈硬化症は、歯周病と歯肉の細菌プロファイルの両方と並行して進行するため、この結果は重要であり、歯周の細菌プロファイルの修正が両疾患の予防または遅延に重要な役割を果たす可能性を示す最も直接的なエビデンス(科学的根拠)である」(健康美容EXPOニュースより)

と述べた。

毎日のオーラルケアが健康を維持するのに不可欠だということだ。

▼外部リンク

「American Heart Association Journals」
http://www.ahajournals.org/