歯科診療代が全国平均の約2.8倍の奈良市
タウンページデータベースによるマーケティング情報の提供サービスを行っているNTTタウンページ株式会社(以下「NTTタウンページ」)が、歯科の都道府県別分布と歯科診療代に関するデータを発表している。
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1980年代以降、治療環境の整備や食生活の変化、さらには厚生労働省や日本歯科医師会などが推進している、満80歳で20本以上の歯を残そうという「8020運動」の推進により、虫歯は減少の一途をたどっている。
そんな状況のなかで、各家庭では歯の診療にどのくらいお金をかけているのかを調べたところ、2011年の時点での歯科診療代に関する1世帯あたりの年間支出額の全国平均は、14,979円という結果が出たという。
これを都市別に見た場合、1位になったのは奈良市の41,977円で、全国平均の約2.8倍という額に。
以下、さいたま市が27,3763円、富山市が25,228円と続いている。
歯科医の数では東京都がトップに
さらにタウンページデータベースで「歯科関連業種」の登録件数をチェックしてみた場合、その数は2003年以降増加傾向にあったが、ここ
数年は横ばいに転じている。
これに関して、「歯科」だけを抜き出すことで都道府県別の歯科医の数に焦点を当ててみると、人口10万人当たり65.71件で東京都がトップとなった。
以下、2位は大阪府の52.54件、3位は福岡県の52.06件となっているという。
▼外部リンク
奈良市ではなぜ“シカ”にお金を掛けるのか?-「歯科」の都道府県別登録分布と「歯科診療代」支出ランキング-
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000002308.html