日本歯科大学新潟短期大学が専攻科に2つの専攻を開設へ

平成26年4月1日より開設予定

日本歯科大学新潟短期大学では、平成26年4月1日より専攻科にこれまでの歯科衛生学専攻に加えて、新たな専攻を開設することを予定している。

これは、高齢化の進展や医学技術の進歩による歯科衛生士に対しての社会的なニーズの高まりと、医療や介護の環境が病院から施設や在宅へと拡大・移行しているという社会情勢の変化を踏まえたもの。

在宅歯科医療学専攻とがん口腔ケア学専攻を新設へ

日本歯科大学新潟短期大学が新たに開設を予定しているのは、在宅歯科医療学専攻とがん口腔ケア学専攻の2つ。

日本歯科大学新潟病院では地域の要請により、1987年から大学としては初の歯科訪問診療を実施しており、在宅歯科医療学専攻では、こういった実績を踏まえ、歯科訪問診療のプロフェッショナルを育成していくという。

一方、がん口腔ケア学専攻では、近年のがん治療の現場において、患者の口腔環境の改善や保持、歯科的管理の重要性が増していることから、がん患者の口腔機能管理や口腔ケアに関する専門的な知識と技術を備えた歯科衛生士を育成していくとのこと。

なお、平成26年度入学試験一覧によると、修業年限および募集人員は、どちらも1年と3名となっている。

▼外部リンク

平成26年春より専攻科に2つの専攻が増設されます
http://www2.ngt.ndu.ac.jp/jc/news/597.html