超音波、インプラント施術をより簡単に

マイクロ振動で組織を傷つけず施術

キース・シャートック口腔外科医は、歯周療法、レーザー治療、歯科インプラントを含む、歯周・歯科治療を患者に提供している。歯科インプラントの正確な設置のため、シャートック氏は圧電手術を使う。

圧電手術は、顎の骨に超音波のマイクロ振動を使い、歯科インプラントを挿入する準備をする。マイクロ振動を使うため、骨の周囲にある軟組織を傷つけずに切断することができる。圧電手術はさらに、抜歯、歯根膜治療、歯冠長延長術時にも使用することができる。

歯科インプラントは、骨に挿入されるチタン基、橋脚歯と、自然に見える歯冠の3つのパートから成り立っているが、一部の患者は、インプラントが設置される部分の顎骨を調整する必要がある。古いやり方では、掘削器具で骨に穴を開けるのだが、これは骨の減少、細胞の破壊につながる可能性がある。

インプラント手術を快適に

圧電手術を使うと、以前より正確にインプラント設置位置を作ることができる。正確なインプラントの設置は迅速かつ完全にチタン基と顎骨を直接結合させるために重要である。圧電手術はさらに、掘削器具を使用する方法よりも不快感や治療にかかる時間が少なくてすむ。

超音波骨切削装置を用いた施術は日本でもいくつかの歯科で実用化されている。

▼外部リンク

Dental Implants Now Have Improved Placement with Piezosurgery from Dr. Keith Chertok in Berkeley, CA
http://www.prweb.com/releases/2013/10/prweb11245320.htm