デンタルフロスを使うときは、汚れを歯肉と歯の間に押し込まないように注意
日本歯磨工業会が運営しているサイトである「みがこうネット」が、「保健だより VoL.6」として歯間クリーナー(歯間ブラシ、デンタルフロス)の正しい使い方について説明している。
デンタルフロスを使うときは、まずデンタルフロスを30センチぐらいの長さに切った後、両手の中指に両端を2~3回程度巻きつけ、左右の親指と人差し指でフロスをつまむように、両手の間隔が2~3cmになるように片方の指に巻いて使用する。
この際、鏡を見ながらゆっくりと挿入し、歯肉と歯の間に汚れを押し込まないように注意しながら、歯の両側をかきだしていくのがポイント。
歯間ブラシは歯ブラシと同様に、使用後は洗浄して乾燥させる
ブリッジなどすき間が大きくデンタルフロスでは汚れを取りきれない場合は、歯間ブラシを歯ぐきにそってななめ下から挿入する要領で清掃を行っていくことになる。この際にフッ素入り歯磨きを使うことで、虫歯予防効果も期待できるという。
なお、歯間ブラシは使用後は歯ブラシと同じように水洗後、よく乾燥させることが必要。
デンタルフロスや歯間ブラシは、どちらも正しい使い方をすることで、虫歯予防など歯と歯ぐきの健康に効果があることを意識したい。
▼外部リンク
みがこうネット 保健だより VoL.6
http://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki2/school/hoken_06.shtml