ウッドランドヒルズ歯科のカベ・カナニ氏は現在、インプラント施術の際、革命的かつ安全な技術を行っていると公表した。
通常、インプラントはネジに似た小さなチタニウム製のシャフトを顎骨に埋め込む。シャフトがしっかりと顎骨に挿入されると、歯茎を縫い合わせ、組織や骨がその上に形成されるまで待つ。この期間はだいたい4から6カ月ほどになる。
基本的にインプラントに用いられるのはフラップ・プロセデュアと呼ばれる術式で、これはシャフトを埋め込む前に歯茎を剥離・切断する。もし、歯が抜けてから時間がたってしまっているなどの理由により、顎骨が小さく、シャフトを埋め込むことができない場合は、骨移植手術を受けなければならない。
骨移植手術では、ろっ骨、でん部、または適当な場所から骨の小片を切除し、チタニウム製のシャフトに耐えられるよう顎骨に移植する。この手術を受ける必要がある場合、インプラント費用はおよそ3千ドルから4千ドルかかる。
インプラントにかかる莫大な費用は言うまでもなく、インプラント施術は長く、つらく、面倒である。しかし、彼の施術法では、患者が痛みをあまり感じないだけではなく、費用も下げることができるとカナニ氏は語った。
フラップレス・ドリルレスインプラント施術法では、施術中、歯茎組織を傷つけずにインプラントを挿入することができる。特殊な器具を使うことによって骨を拡大し、インプラントが入り込むことができるポケットを作ることで、過度に穴をあける、または歯茎を切るという行為を避けられる。
これによって、患者は痛みをあまり感じることもなければ、回復時間も短くてすむ。さらに、骨移植手術の必要もなくなり、インプラント費用も下げることができるということだ。
フラップレスインプラント施術は現在、日本でも数カ所で行われている。
▼外部リンク
Popular Woodland Hills Dentist Unveils a Revolutionary Way to Perform Dental Implants Surgery; Flap-less and Drill-less Dental Implants
http://www.prweb.com/releases/
