インプラント手術を受けた後、留意すべきデンタルケアとは

手術直後から2日間の留意すべきケア

インプラントに関する総合情報サイトのインプラントネットにおいて、インプラント手術を受けた後に留意すべき基本的なデンタルケアについて解説している。

(この画像はイメージです)

まず、インプラント手術を受けてから2日間の間は、インプラントを埋め込んだ部分は触れないようにするのが基本。

これは、手術直後は傷口が止血効果と治癒作用を持つ「血餅」と呼ばれる血液の塊で覆われており、普通の歯ブラシで触れるほか、強くうがいをするなど刺激を与えると、この血餅がはがれて治りが遅くなる恐れがあるため。

なお、歯科医院によっては、非常にやわらかい歯ブラシによる口の中の清掃を指導されることもあるので、その時は、指導に従ってケアを行うことが必要。

そのほか、手術を受けた部位以外に関しては、通常通りに歯みがきを行う。

歯科医師や歯科衛生士から指導を受けた場合は、それに従う

その後、手術後2~3日から抜糸までは、手術を受けた部位はうがいを行い、それ以外の部位は普通に歯みがきを、上部構造の装着後は、手術を行った部位も、それ以外の部位も、歯ブラシなどでともに歯みがきを行うことになる。

ただし、ケアの仕方は、手術の術式や治療方針によっても異なる場合があるため、インプラントネットでは、歯科医師や歯科衛生士から直接指導を受けた場合は、それに従うことを推奨している。

▼外部リンク

インプラント手術後のお手入れ方法 ―手術直後からその後―
http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/care.htm