虫歯・歯周病に繋がる子どもの噛む力を調査

「噛む力」1位は秋田県

株式会社ロッテは、11月8日の「いい歯の日」に先駆け、虫歯や歯周病などの口腔トラブルに繋がる可能性がある子どもの「噛む力」の調査を行い、11月7日に結果を発表した。調査対象は47都道府県毎に3~12歳の子どもを持つ親50名ずつ、合計2,350名。

全国「子ども×噛む力」ランキングにおいて、第1位「秋田県」(偏差値:73)、第2位「山梨県」(偏差値:68)、第3位「大阪府」(偏差値:67)という結果になった。

噛む回数「20回未満」

普段からよく噛むように子どもに伝えているかと聞いたところ、17.0%が「頻繁に伝えている」、45.8%が「時々伝えている」と回答した。

子どもが夕食時に一口あたりの噛む回数について問うと、86.4%の親が「20回未満」と答えた。専門家が推奨する「30回以上」と答えた親は僅か2.9%だった。

軟らかい食べ物が多い

よく噛むことの重要性や、なぜよく噛むことが大事なのかについて子どもと話したことがあるかという問いに、53.1%の親が「話したことがある」と答えた。

子どもが硬い食べ物と軟らかい食べ物のどちらを食べることが多いかを尋ねると、77.7%の親が「軟らかい食べ物」と回答。「歯の健康」や「口周り全体」の健康のために普段からしていることについて、「何もしていない」という親が58.8%。

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「お口ポカン」に注意

子どもの口腔機能の実態を調べたところ、「お口ポカン」(29.0%)、「軟らかいものばかり好んで食べている」(27.3%)、「食べ物をなかなか飲み込まない」(26.3%)などが挙がった。これらは「口腔機能発達不全症」のサインである可能性がある。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ロッテ プレスリリース
https://www.lotte.co.jp/info/news/pdf/20221102212052.pdf