グッドデザインな歯ブラシとペーパーでエコな虫歯予防を

竹でできた歯ブラシ

株式会社豊和は10月7日、同社が販売している「オーガニック竹歯ブラシ」と「歯磨きペーパー」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

「オーガニック竹歯ブラシ」は同社の創業ルーツである竹割りばしの知見を活かして竹を利用し、防カビ材や漂白剤を使わずに安全・安心に使える商品に仕上がっている。

また、歯科衛生士のアドバイスを元に日本人の口腔サイズに合わせた磨きやすい小さめヘッドを採用しており、パッケージには竹100パーセントの竹紙を使用している。

併せて「歯磨きペーパー」は爽やかなミント味で幅広い年齢層に親しみやすい優しい味に仕上がっている。

1包は約0.5グラムと通常のチューブ入り歯磨き粉に比べて大きく軽量化しており、輸送時のCO2削減につながるだけでなくプラスチックの約98パーセントも削減に成功している。

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捨てないアメニティ

現在、ホテルのアメニティでは脱プラスチックをすすめている。

株式会社豊和では2018年、この流れからホテルアメニティがサステイナブルなアイテムに変われば地球環境に良いインパクトが与えられると考えて「オーガニック竹歯ブラシ」の開発を開始した。

しかし日本では環境に配慮した歯ブラシを見つけることができず、「竹」素材を利用して、歯ブラシを作ることを決意。日本の竹林や竹工場を周り、歯科衛生士との共同開発を経て「オーガニック竹歯ブラシ」が完成した。

「オーガニック竹歯ブラシ」は発売以降12トン以上のプラスチック削減に貢献しており、「使い捨てないアメニティ」の概念を形成してゴミを減らす循環を作り出す取り組みを行ってきた。

同社の商品はホテルアメニティの他に家庭用として同社のオンラインショップやamazon、一部薬局でも購入可能である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社豊和プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000056911.html