歯周病が「歯茎と歯を支える骨」の病気と知っている人は1割

歯周病の意識調査

科研製薬株式会社は、11月8日の「いい歯の日」を前に歯周病の意識調査を実施、10月25日に結果を発表した。調査対象は20代から60代の男女500名。

コロナ禍の歯科医院受診

コロナ禍の歯科医院受診について、「ためらう」が15.8%、「少しためらう」が37.2%。またコロナ禍以降口の状態が悪化したかについて、「そう思う」が6.0%、「少しそう思う」が14.8%。歯科医院受診を「ためらう」「少しためらう」とした人では、「そう思う」が9.8%、「少しそう思う」が22.6%となった。

歯周病は気になる病気

歯周病が気になる病気かどうかを問うたところ、「そう思う」が38.0%、「まあそう思う」が46.2%。しかし歯科医院を定期受診していない人は51.8%だった。

歯周病はどこを侵される病気かと質問したところ、「歯茎と歯を支える骨」と正しく回答できた人はわずか13.6%。

歯周病にかかるリスクについて、何歳から注意が必要か尋ねたところ、「40代」が24.0%で最多。「40代以上」と回答した人は43.8%だった。しかし10代後半からリスクが発生するとも言われており、若い時期から注意が必要だ。

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妊娠も間接的な因子

歯周病を悪化させる間接的な因子(リスク因子)として正しいと思うものを、「ストレス」「喫煙」「妊娠」「虫歯」「歯並び・かみ合わせ」「加齢」「遺伝」の中からいくつでも選んでもらった。実は全ての選択肢が間接的な因子となりうる。

「ストレス」と答えられた人は46.4%。「妊娠」(10.4%)「遺伝」(15.0%)と答えられた人はわずか1割程度だった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

科研製薬株式会社 プレスリリース
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