マスク生活の実態を調査
9月24日(金)、L8020協議会は「口から始まる認知症予防プロジェクト」のプロジェクトとして「マスク着用による口腔内環境に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
L8020協議会は「満80歳で自分の歯を20本以上守ることを目指した8020運動」に貢献することを目標に、「L8020乳酸菌」の製品化・商品化、販売を行っている企業21社が参加する協議会である。
今回の調査によって、2人に1人がマスク着用の際に、虫歯や歯周病の原因となり得る口腔内の粘着きを実感していることが判明した。
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歯周病の原因にも
全国の50歳以上75歳以下の男女624名を対象とした「マスク着用による口腔内環境に関する意識調査」は2021年7月31日(土)~8月13日(金)にWEBアンケートの形式で行われた。
マスク着用による口腔内の不快感を尋ねた質問には、全体の49.8%が「どちらかいえば不快」~「とても不快」と回答している。
口臭に関する質問では47.1%の人が「変わらない」と回答している一方で、「悪化した」と回答した人が38.9%と2番目に多い結果となった。
鶴見大学名誉教授の花田信弘氏は今回の調査に対する見解として、唾液分泌の基本である舌と顎運動による機械的刺激が少なくなりがちなコロナ禍では、唾液分泌の減少に伴って粘着きや口臭の悪化を実感する人が増加したと推察している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「マスク着用による口腔内環境に関する意識調査」を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000084217.html