特に30代以上の間で共通の問題となっている歯周病。アメリカ・ケンタッキー州のルイビルの歯科医、Reid A. Nelson氏は新たな歯周病の治療法を患者に提供している。
歯周病は表面の軽い歯肉炎から始まり、バクテリアに感染した組織が歯周病へと進展し、さらに大きな健康問題へと発展する。
歯を失う原因ともなりうるが、最先端のこの治療を受ければ自分の歯を保つことができるという。
これまでの歯周病の治療では、患者の歯茎にメスを入れ、ダメージ部分を削り取り、縫合するという手順が必要となっていた。しかしNelson氏による最先端の治療では、レーザーを用いることで手術による傷は最小限に抑え、早い回復を可能としている。
レーザーで歯周病に罹っている組織を効果的に取り除くことで、歯周病の影響を受けていない健康的な組織だけを残すことができる。
この最先端の治療によって、レーザーで病気の箇所を取り除き、骨の組織の発育に刺激を与えることで、これまでは抜くしかなかった歯を安定させることができるのだ。
もし歯を保つことができなかった時には、インプラントなどによる治療もオプションとして提供が可能だという。
歯周病の箇所を取り除くだけではなくて、骨に刺激を与えて歯の安定まで助けてくれるこの治療を受けて、自分の歯とともになるべく長く過ごしていきていきたいものだ。
▼外部リンク
Gum Disease Treatment in Louisville Promotes Faster Healing than Traditional Surgery with the Laser Gum Disease Surgery Alternative Offered by Dr. Reid A. Nelson
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