歯科医師の指示のもとで診療補助などを行う国家資格
インプラント治療に関する総合情報サイトのインプラントネットで、インプラント治療における歯科衛生士の役割について解説している。
(画像はWikipediaより引用)
歯科衛生士とは、日本では歯科衛生士法に基づいて厚生労働大臣から免許を与えられる国家資格であり、歯科医師の指示のもとで、診療の補助や予防、保健指導などの業務を行う医療スタッフのことを言う。
また、歯科衛生士の資格を取得するには、専門教育課程を設置している学校で教育を受け、歯科衛生士国家試験に合格しなければならない。
手術の介助だけでなく、術前術後の指導なども
インプラント治療において、歯科医師一人でインプラント手術を行うことは不可能であり、手術中の唾液や血液の吸引のほか、視野の確保や治療器具の受け渡しなどの介助が必要になる。
当然、こういった行為には、口腔外科などの関連知識が必要になるため、歯科衛生士の存在は不可欠であり、インプラント手術に備えての器具の衛生管理も歯科衛生士が行っている。
このほか、インプラント治療を成功させるためには、歯周病などのリスク要因をできるだけ減らしておく必要があることから、歯科医師の治療計画に基づいて、歯科衛生士が術前術後の歯周病治療や口の中のケアに関する指導を行うことが一般的となっている。
▼外部リンク
インプラント治療における歯科衛生士の具体的な役割
http://www.implant.ac/implant_html/care/more/hygienist02.htm