オーラルピースで宇宙でも楽々虫歯予防

飲める成分で人気

株式会社トライフは1月7日、同社の口腔ケア製品「オーラルピース」がISSの搭載候補品として選定されたことを発表した。

同商品はからだにも地球にも優しい、飲める成分の歯みがき・口腔ケア製品。植物性食品に由来する乳酸菌ペプチド特許製剤が配合されており、口腔内のトラブル原因菌を超低濃度で瞬時に殺菌することができるので、アウトドアや福祉の業界で人気を博している。

同社は同商品を2020年7月にJAXAが実施した「宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」に応募。

結果、同商品は水の使用が限定される宇宙生活において宇宙飛行士のQOL向上はもちろん、のちに想定される宇宙開拓時代において人類の発展に寄与すると評価され、ISSへの搭載選定品のひとつとなった。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

誰かの役に立つ研究とは

株式会社トライフのオーラルピースは、飲み込んでも安全で水がなくても使えることや生分解性が高く環境に優しいといった特徴から、要介護高齢者や闘病者などを抱え家族の健康を気遣う人々に人気が高い。

また、同社ではもともと同商品の開発時より宇宙での活用を目指しており、そこから派生して水の使用が限られる災害被災地や登山などのアウトドア分野への有用性が評価され、日本から世界中に輸出展開している。

今後同社では同商品の安全性や適合性、宇宙飛行士によるフィットチェックを行いながら搭載への準備を進め、あわせて今後も宇宙および地上生活における人類の発展に寄与する研究をより加速していきたいとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社トライフプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000027704.html