花王株式会社は1月7日、子どもの衛生的習慣の1つとして、子どもが1人で歯磨きをしようとしたときに役に立つポイントについて紹介・解説した。
口の中は凹凸がたくさんあり、複雑な形をしている。また、歯と歯の間や奥歯のみぞなど、歯ブラシが届きにくい・磨きにくい箇所がたくさんある。
そういった箇所の磨き残しを少なくするために、虫歯になりやすいところから順番に磨いていくのをおすすめしている。また、磨く順番を決めておくと、磨き残しが少なくなりやすいという。
同社は、左右の下奥歯、左右の上奥歯、そして上下の前歯の前側・裏側という順番を紹介。1本ずつ意識し、丁寧に磨くことがポイントだ。
歯磨き剤は、水で口の中をゆすぐことが1人でできるようになったら使い時である。歯質を強くし、虫歯予防の効果があるフッ素配合のものを選ぶと良い。ブラッシング後に飲み込まないよう大人が注意して見る必要がある。
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虫歯など、口腔内トラブルを予防するためには1日2回以上歯磨きをし、歯磨き剤の有効成分を口の中隅々まで届けることが大切だという。就寝中は唾液の分泌が少なくなり細菌が繁殖しやすいので、寝る前は念入りに歯磨きを行うことがポイントとなる。
また、歯ブラシは毛先が開くと汚れを落とす効果が激減してしまう。開いてきたら早めに取り換えるのが良い。子どもが歯ブラシを噛んで短期間で開いてしまう場合は、仕上げ磨き用の歯ブラシを別で用意してみる方法もある。
磨き残しを減らすため、小学校低学年までは大人が仕上げ磨きをしてあげることが推奨されている。子どもの「自分でやりたい」という気持ちを大切にしながら、親子で正しい歯磨きを身につけることが重要だ。
(画像はプレスリリースより)
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花王株式会社ニュースリリース
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