コロナ禍は虫歯になりやすい?「歯科診療」と「歯科医師」に関する意識調査を実施

歯科医院離れが進行

10月21日(水)、一般社団法人日本私立歯科大学協会は10~70代の男女1,000人に対して、「歯科診療」および「歯科医師」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

調査期間は2020年9月16日(水)~9月18日(金)の3日間である。

今回の調査を通して、新型コロナ以降に歯科医院の受診を控えたいと考える人が増加し、歯や口内の健康が失われやすい状況になっていることが判明した。

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受診を控える理由とは

新型コロナ感染拡大に伴う歯科医院の利用に関する質問には、61.7パーセントの人が「歯科受診や健診を控えたい、できれば控えたい」と回答している。

歯科受診や健診を控えたい理由としては、「口をあける必要があるため、感染リスクがあると思うため」などの感染リスクを危惧する回答が過半数だった。

また、25.4パーセントの人が「マスクをするようになって、歯の健康や口臭を気にすることが減った」と回答していることから、新型コロナウイルスの感染拡大状況下は、歯や口内の健康を損ないやすい環境であるといえる。

「オーラルケア」に関する質問では、前回の調査に比べて歯科医院でのオーラルケアを受けている人が増加傾向にあることが判明した。

具体的なオーラルケアの方法については、「歯垢・歯石除去、機械による清掃」と回答した人が85.2パーセントで最多だった。

(画像はPAKUTASOより)

▼外部リンク

全国の10~70代の男女1,000人に聞く「歯科診療」および「歯科医師」に関する第5回意識調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000066419.html