アトラスタワーデンタルクリニック調べ、歯列矯正経験者の約2割が不満足

「矯正治療と歯科選び」に関する調査

医療法人社団山手会アトラスタワーデンタルクリニックは10月19日、全国20代~30代の歯列矯正経験者を対象に「矯正治療と歯科選び」に関する調査を実施し、その結果を発表した。

調査は、2020年9月29日~10月1日の期間、20代~30代の歯列矯正経験者1,115人を対象にインターネットにより行われた。

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歯列矯正終了後、約2割が不満

歯列矯正の方法は、1位「ワイヤー矯正」67.7%、2位「マウスピース矯正」14.9%、3位「舌側(裏側)矯正」5.6%、4位「非抜歯矯正」5.2%、5位「部分矯正」4.5%で、まだワイヤーによる治療が主流であることが分かった。

歯列矯正のメリットは、1位「噛み合わせが良くなった」55.8%、2位「思いっきり笑えるようになった」37.6%、3位「歯磨きがしやすくなった」27.6%、4位「第一印象が良くなった」24.3%となり、見た目の印象や体の悩みの改善が見られた。

治療を受けて予想外だったことは、1位「治療期間が長かった」50.0%、2位「歯が磨きにくい」27.9%、3位「痛くて生活に支障が出た」26.6%であった。

歯列の動くスピードは個々人で異なるため、治療期間は余裕を持つ必要がある。また、ワイヤー矯正では歯の表面に凹凸ができて、痛みや歯が磨きにくくなる場合がある。

矯正歯科医院を選ぶポイントは、1位「矯正の認定医がいる医院」58.5%、2位「担当医師の人間性」54.3%、3位「一人ひとりに合った治療内容を提示する医院」52.4%となった。

歯列矯正終了後の満足度は、1位「大満足」20.6%、2位「満足」59.0%と約8割が満足しているが、約2割が不満を抱えている。

不満の理由は、1位「歯列矯正を完了したが後戻りした」32.7%、2位「理想の歯並びにならなかった」27.9%、3位「治療の効果が感じられなかった」17.3%となった。治療終了後は、マウスピースなどを利用して後戻りを最小限に抑える必要である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

アトラスタワーデンタルクリニックのプレスリリース
https://prtimes.jp/000000001.000067905.html