医療法人社団山手会アトラスタワーデンタルクリニックは10月19日、全国の歯列矯正経験者を対象に「矯正治療と歯科選び」に関する調査を行い、その結果を発表した。調査対象は全国20~30代の歯列矯正経験者1,115人。調査期間は2020年9月29日~10月1日。
最初に「実際に行った矯正治療」について聞くと、67.7%の人が「ワイヤー矯正」と回答した。マウスピース矯正、舌側矯正などいろいろな矯正方法を聞くようになったが、まだワイヤー矯正が主流と言えそうだ。
「ワイヤー矯正を選んだ理由」を聞くと、「1番有名で安かった」「施術数が多い」という声があった。マウスピース矯正、舌側矯正を選んだ人からは「見た目を気にしないで済む」「金具が見えるのが嫌だった」など、ワイヤー矯正にはないメリットを選択した人が多いことがわかった。
「歯列矯正をして良かったと思うこと」について聞くと、「噛み合わせが良くなった」という回答が最も多く、次に「思いっきり笑えるようになった」「歯磨きがしやすくなった」という回答が続いた。顔の見た目、日常生活上の悩みが解決されることが多いようだ。
「歯列矯正をして予想外だったこと」について聞くと、約半数の人が「治療期間が長かった」と回答した。矯正治療で、歯が動くスピードはそれぞれ違うため、思っていたより時間がかかったという人が多いようだ。
また、ワイヤー矯正では器具を直接歯に取り付けるため、表面に凹凸ができてしまう。そのため、歯磨きがしにくいと感じた人も多いことがわかった。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
最後に「歯列矯正を勧める理由」について聞いてみたところ、「治療は早ければ早いほどスムーズ。歯は一生ものなので、迷っているならすぐ相談してみては」「歯並びが悪いと虫歯や歯周病などの口内リスクが大きくなる。やって損は絶対にない!」などの声があった。
現在の歯列矯正治療は種類が豊富だ。費用、期間もそれぞれで異なるので、気になっている人は1度矯正歯科医院に相談してみてはどうだろうか。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アトラスタワーデンタルクリニック プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000067905.html