歯周病を未然に防ぐ
10月7日(水)、株式会社メディカルネット(以下、メディカルネット)は国立大学法人岡山大学松本卓也教授(以下、岡山大学)との共同研究によって開発した「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」の特許を獲得したことを発表した。
メディカルネットはインターネットを活用した医療・生活関連情報サービスの提供や、歯科医療機関の経営支援事業に取り組む企業である。
「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」は、臭気レベルを測定することでさまざまな疾患のリスクファクターをもつ歯周病を未然に防ぐ効果が期待できる。
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検査から診断・治療まで
特許を獲得した発明の名称は「局所臭気探索装置及び局所臭気の探索方法」である。
「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」は口臭を検知するだけでなく、「検査から診断・治療」までトータルでサポートする仕組みが特徴だ。
測定の際は、1歯ごとにセンサー先端部を近づけ、臭気レベルを測っていく。
「歯科医院での新しい口臭センサーシステム」を導入するメリットとして期待されているのは、セルフメディケーションの促進や、臭気レベルに適合した治療を行うことによる歯科医院の経営改善などである。
岡山大学では口腔衛生状態や歯周病のレベルを検知した結果をグラフ化し、将来の疾患予測も視野に入れた研究開発を進めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
メディカルネット、岡山大学と口臭センサーを開発し、特許を取得
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000012372.html