顎関節症がインプラント治療に与える影響に注意

インプラント治療により顎関節症の悪化や再発を招くことも

インプラント治療に関する総合情報サイトのインプラントネットで、顎関節症になった経験のある人がインプラント治療を受ける場合のリスクや注意点などについて解説している。

(画像はWikipediaより引用)

顎関節症の症状として挙げられるものは、口が開きにくい、もしくは開かないといった開口障害や、顎関節やその周囲の組織に食事の際に痛みが出る、口の開け閉めに伴い、「カク」、「コキ」「ミシミシ」などといった雑音が生じるなど。

このような開口障害がある人が、そのままインプラント治療を受けると、症状が悪化する可能性があるほか、現在は完治している人でも、インプラント治療をきっかけに再発する可能性があるという。

不安であればセカンドオピニオンを受ける

インプラントネットでは、現在、顎関節症の症状がある人や、過去にその治療を受けた経験のある人がインプラント治療を希望する場合、インプラント治療を希望する歯科医院で顎関節症の治療を専門としている歯科医師の紹介を受ける、過去に顎関節症の治療を受けた歯科医師に相談するといったことを推奨。

また、不安がある場合には、他の歯科医師の意見を求めるセカンドオピニオンを受けることをアドバイスしている。

▼外部リンク

顎関節症とインプラント
http://www.implant.ac/implant_html/care/kiso/tmj_imp.htm