現役大学生のアイディア「歯磨き手帳アプリ」で楽しく虫歯予防

歯みがきを記録

株式会社デンタルソフトは7月15日、同社が提供している歯学部学生・臨床研修医のための臨床研修施設・就職情報サイト「JDC navi」において募集した歯学部学生・臨床研修医限定のアイディアコンテストの結果を発表した。

最優秀賞は現役大学生である東京医科歯科大学6年松坂裕梨さんのアイディア「歯磨き手帳アプリ」が受賞。虫歯予防に効果的であるきちんとした歯みがきを、ゲームの要素を取り入れることで楽しく続けられるアプリである。

コンテストは2020年4月1日から6月9日まで実施され、2020年7月11日に最優秀賞、優秀賞、入賞の各受賞者が決定した。

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一般の人の目線で

株式会社デンタルソフトが実施したアイディアコンテストは、日々の口腔セルフケアが虫歯や歯周病予防に大切であると広く知れ渡っているにも関わらず、優先順位を低く考える人が多い現状を背景に実施された。

同社では「歯科医師と一般の人、両方の視点を持つ」という立場から、歯学部学生と卒業後の臨床研修歯科医師のアイディアを募集、多くのアイディアが寄せられた。

最優秀賞に輝いた「歯磨き手帳アプリ」は、育成ゲームの要素を取り入れることで歯みがきにかけた時間や回数などの記録をもとにキャラクターの育成が可能。またかかりつけの医院と提携することで、口腔内診査の結果がアプリで確認できるといった機能を持っている。

他にも、優秀賞には広島大学病院歯科医師臨床研修医吉賀ちひろさん、畠山理恵さんの「デジタル口腔衛生指導」と、長崎大学6年山本詩織さんの「電動ブラシを用いたオーラルケア支援システム」が、入賞には広島大学病院歯科医師臨床研修医若松海燕さんの「鼓形空隙測定と歯間ブラシ」と、日本歯科大学3年佐伯啓さんの「ガムと口腔洗浄液の1回分セット」が選ばれ、それぞれ賞金や記念品が贈られた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社デンタルソフトプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044614.html