コロナ禍で約7割が虫歯・歯周病・口臭に不安を抱く

オーラルケア実態調査

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G)は、20~60代の男女10.000名に対し、コロナ禍におけるオーラルケア実態調査を実施し、5月27日に結果を発表した。

「間食増えた」約2割

コロナ禍における歯磨きする時間について、「変わらない」と答えた人が88.2%だった。同様に歯磨きする回数についても「変わらない」が89.2%だった。

続いて、コロナ禍における食生活の変化について質問した。するとお菓子を食べる回数が「増えた」人は18.5%、ちょこちょこ食べ・飲みをする回数が「増えた」人は20.1%であった。

「通院自粛」約半数

コロナ禍における口腔環境への不安について、「虫歯」が73.6%、「歯周病」が75.5%、「口臭」が69.6%という結果になった。多くの人が不安を抱いていることがわかる。

しかし歯科医院の通院頻度を尋ねると、47.5%が自粛していることが明らかになった。これは「行かないようにしている」(39.2%)と「行く回数を減らしている」(8.4%)の合計である。男女別に見ると、男性(40.2%)よりも女性(55.0%)の方が自粛傾向にある。

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ためらわずに受診を

通院自粛について歯科医師の伊藤公一氏は、「痛みや腫れなどの症状がある場合は、歯科医院を受診してほしい。歯科医院は検温や患者同士の距離を保つなどの感染予防策を講じているため、安心して来院してほしい」と述べている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 プレスリリース
https://kyodonewsprwire.jp/release/202005260235