虫歯予防を考える歯と口の健康週間

可愛らしいポスターを配布

日本歯磨工業会は5月13日、口腔衛生を呼びかける啓発ポスターを作製、全国へ届けることを発表した。

これは6月4日~6月10日の「歯と口の健康週間」に際し、同工業会が毎年作製しているもので、2020年はアランジアロンゾデザインの可愛らしい動物イラストに和歌山県有田市の小学生脇村幸歩さんの標語「咲かそうよ笑顔の花を歯みがきで」が印字されている。

標語は日本学校歯科医会が募集した小中学生の標語の中から選出されたとのこと。

また、同ポスターには厚生労働省がすすめる8020運動の案内や日本歯科医師会の標語「一生、自分の歯で食べよう」、日本歯磨工業会の標語「午後のスタートハミガキから」なども記載されている。

ポスターは26万枚作製され、全国の小・中学校、保健所、歯科医院、協力団体などへ配布され、毎食後の歯みがきの大切さを呼びかけるために各所で掲示されるとのこと。

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虫歯予防デーとして周知

6月4日は1928年より虫歯予防デーの名称で呼ばれ、日本国民に歯科衛生を普及させる一助を担ってきた。

その後2013年から「歯と口の健康週間」と名称を変え、毎年の週間行事として定着していった。

現在日本のみならず世界中で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている。

日本歯磨工業会ではこのような状況下ではあるけれど「歯と口の健康週間」を全国展開し、ポスター配布や標語募集キャンペーンを実施し、歯の健康だけでなく口腔全体の健康意識を高め、口腔からの全身健康への貢献を目指していきたいとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本歯磨工業会ニュースリリース
https://www.hamigaki.gr.jp/hamigaki1/pdf/week_2020.pdf