虫歯よりも怖い口腔がんを早期発見するシステム

三和デンタルが提案

株式会社三和デンタルは、口腔がん早期発見システム事業を1月26日より開始した。

口腔がんとは、口の中や唇にできるがんのことである。口腔がんも他のがんと同じく、定期的に検査し、早期発見・早期治療することが望ましい。しかし口腔がんの患者数・死亡者数ともに年々増加しているのが現状だ。

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口腔がん検査キット

口腔がんは他のがんとは異なり、外部から肉眼で見つけることができる。つまり歯科医師によって診断することが可能なのである。

しかし、全ての歯科医師が口腔がんを発見することができるわけではない。また発見できたとしても数値化したものを提示できるわけではないため、患者に事の重大さが伝わりにくく治療が遅れることもある。

こうした事情を鑑み、同社は「口腔がん検査キット」を企画・販売した。この検査キットは、子宮頸がんにも使われているLBC法(液状化検体細胞診)という検査方法を口腔がんに応用したもので、街の歯科医院でも口腔がん検査が実施できる。

検査には専門の検査機関との連携が欠かせないものである。そこで同社は、歯科医院と検査機関とのネットワーク「口腔がん早期発見システム」を構築し、全国に拡大する意向だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社三和デンタル プレスリリース
https://kyodonewsprwire.jp/release/202001316316