アークレイ、RIZAPの運動指導やむし歯など口腔環境が健康に及ぼす効果を検証

唾液検査についてRIZAPと共同研究

アークレイ株式会社は1月31日、RIZAP株式会社とともにRIZAP提供の法人向け「ウェルネスプログラム」における唾液検査実施の有効性について共同研究を開始する、と発表した。

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運動指導と口腔をチェック

総務省の2017年人口統計によれば、90歳以上の高齢者が200万人を超えており、人生100年時代の到来が現実味を帯びている。

男性の平均寿命は80歳、女性は87歳だが、「健康寿命」は男性が72歳、女性が74歳と差があり、この差を縮めることが高齢化社会の課題となっている。「健康寿命」を延ばすには、食事・運動の正しい生活習慣、および良好な口腔環境の維持が重要と考えられる。

アークレイは、採取した唾液から口腔環境に関する6項目を5分で同時測定できる唾液検査用装置「SillHa」(シルハ)を発売している。

「SillHa」は、むし歯菌、唾液の酸性度・緩衝能(唾液の酸を中和する能力)、唾液中に存在する白血球・タンパク質、唾液中のアンモニアを測定し、口腔環境をチェックする。

共同研究では、RIZAPの「ウェルネスプログラム」を試験実施企業の社員を対象に1月末日から3か月間、計8回実施する。食事・運動指導を受けた社員に対し、「SillHa」を使った唾液検査を行い、食事・運動指導や口腔環境チェックが健康指標へ及ぼす効果を検証する。

アークレイは、今後生活習慣病の予防や健康寿命の延伸などに向け、食事・運動指導と口腔環境チェックを組み合わせた新たなサービスを開発するとのこと。

(画像はアークレイ株式会社のHPより)

▼外部リンク

アークレイ株式会社のニュースリリース
http://www.arkray.co.jp/