NHK総合テレビの朝8時15分からの番組「朝イチ」(6/24放送)で、虫歯や不眠の原因も実は、GEAD(ガード、詳細は後述)が原因かもしれないという番組が放映された。
「GERD」とは、胃食道逆流症のことで、胃液が食道に上がってくるもので、逆流性食道炎などもその1つであり、実は日本人の5人に1人は抱えているといわれるもの。
この「GERD」とう病気が原因で、「胸やけ」や「心臓の痛み」「不眠」「虫歯」「止まらない咳」「げっぷ」「貧血」「むかつき」という色々な症状が生じている可能性があるという。
なぜ、いろいろな症状として出現するのかは、食道の痛みを脳が食道の近くにある心臓の痛みと勘違いしてしまうためであり、同様に胸焼けや虫歯などの痛みとしても感じたり、不眠などの症状としても現れるのだ。
以下の12項目をチェック。それぞれ「いつもある」は4点、「しばしばある」は3点、「ときどきある」は2点、「まれにある」は1点、「まったくない」は0点で、合計点で判断する。
①胸やけがする。②お腹が張る時がある。③食後に胃がもたれる。④思わず手で胸をこする。⑤食後に気持ちが悪くなる。⑥食後に胸やけがする。⑦喉に違和感がある。⑧食事中に満腹になる。⑨物を飲み込むとつかえる感じがする。⑩胃酸が上がってくる。⑪ゲップがよく出る。⑫前かがみの姿勢で胸やけする。
医師によれば、「10点以上はレッドカード」「8点以上はイエローカード」だが、GERDは、放置すると食道がんになることもあるため、8点以上の人は、ひとまず受診し相談するほうが良い。
そこでGERDを予防するには、食後すぐ横にならないこと。胸焼けがする時はオレンジ飲料などの酸性のもの避けること。
また、就寝時は左を下に寝ると、胃からの逆流を防ぐので良いことや、食後にガムを噛むと唾液が胃液を洗い流すので良いということも紹介された。
虫歯や不眠などの人も一度はGERDのチェックをした方が良さそうだ。
▼外部リンク
NHK
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/06/24/01.html