歯周病菌測定など口腔内の7つの検査ができるシステムを9月2日より提供開始

7つの口腔内検査システム『デンタルメドック』を提供

株式会社医道メディカルは8月29日、7つの検査と1つの機器を活用した医科歯科連携の検査システム『デンタルメドック』の提供を9月2日より開始する、と発表した。

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唾液から口腔内疾患だけでなく全身疾患リスクを検査

最近口腔内細菌と、心筋梗塞、骨粗しょう症、糖尿病、虚血性疾患、すい臓がん、膠原病などの全身疾患との関係が明らかにされつつある。

医道メディカルが開発した『デンタルメドック』は、口腔内リスク遺伝子検査、口腔がんリスク検査、歯周病菌の細菌検査など7つの検査と1つの機器を活用し、歯科医院に通う患者に対し、虫歯や歯周病だけでなく生活習慣病やがんなどの疾患予防の情報を提供する。

検査の1つ「口腔内マイクロバイオームのPCR検査」は、少量の唾液を採取して、カンジタ菌、虫歯菌、歯周病菌2種、善玉菌2種の6種類の菌を測定することで、口腔内の疾患ばかりでなく全身疾患のリスクを検査することができる。歯科医師は、検査結果をもとに患者に適した治療方針を決定する。

他の検査は、毛髪から遺伝子(一塩喜多型)を2種類計測する口腔内リスク遺伝子検査、毛髪と尿から口腔がんリスク遺伝子検査、唾液から各種歯科素材の不耐性を調べる歯科材料安全検査、血液から歯科金属アレルギー確定診断用検査。

血液・唾液と乳酸菌・漢方・サプリメントを反応させて、患者に適した内服候補を見つけるマッチング検査、尿検査で骨粗しょう症リスクを検査しインプラント治療の適否を行う検査。

また、口腔内のガルバニック電流値を測定し、患者の自律神経に及ぼす影響、体に優しい金属を使わない治療の必要性をしらせる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社医道メディカルのプレスリリース
https://www.dreamnews.jp/press/0000200712/