歯科用CTによるメリット
インプラント治療に関する総合情報サイトであるインプラントネットで、歯科用CTについて解説をしている。
CT(Computed Tomography)とは、X線とコンピューターによって、撮影した検査部位の情報を輪切りの断層画像して観察し、診断が行えるようにする検査技術および装置のこと。
(画像はWikipediaより引用)
通常の歯科治療に使用される歯科用レントゲン装置の場合、平面的な情報しか得られないのに対し、歯科用CTでは、口腔内の検査対象を3D画像として表示することが可能になり、患者への説明もやりやすくなるというメリットがある。
インプラント治療における歯科用CTの役割
インプラント治療を安全に行うためには、治療対象となる歯の周りの骨が、現在、どういう状態であるかを知ることが不可欠となる。
この点において、歯科用CTを治療前の検査に用いることで、顎の骨の立体的な形状や、神経の位置の把握、骨密度の診査などが可能となるほか、治療後においても、インプラントを入れる前とその後の顎の骨に関する状態について、確認することができる。
また、歯科用CTが設置されている歯科医院では、撮影後の待ち時間を少なくできるなど、検査に伴う患者の負担も減らせるという。
▼外部リンク
歯科用CT
http://www.implant.ac/implant_html/care/more/about_ct.htm