ウィステリア製薬株式会社は3月7日、自社が販売するパウダー状はみがき粉「ぺリオン」への介護施設からの問い合わせが増えていることを発表した。
「ぺリオン」は子供が安全に使用できるはみがき粉として開発された「ブリアン」の大人用改良版。ニュージーランドにあるオタゴ大学の博士ジョン・タグ氏が10年に亘る研究の末発見した、虫歯になりづらい人の口内にだけ存在する口の中の乳酸菌「ブリス菌」を配合してつくられている。
大きな特徴として飲み込むと有害となり得る成分を取り除き食品成分100%で構成されている点が挙げられ、結果飲み込んでしまっても大丈夫なようにつくられている。
そのため、水が無くても使用可能で、要介護者でも手軽にはみがきを行うことが出来ると介護施設から注目されたようだ。
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現代日本は高齢化社会がすすみ、認知症患者が増えている。
しかし、介護施設では慢性的に人手不足が問題となっており、中でもはみがきは苦労が多いといわれている。要介護者の中には“口を開けてくれない”、“口をゆすいでくれない”人も多く、限られた人数で介護を行う施設においてひとりひとりのはみがきに十分な時間を取れないのが現状である。
そのため、簡単に安全に口内をケアし、歯周病や虫歯を防ぐことに効果がある「ペリオン」への需要が高まっているとのこと。
ウィステリア製薬株式会社はそういった背景を鑑み、現在WEB通販を中心に販売している「ペリオン」を、今後は時代のニーズに応えられるよう販売方法等の強化を行っていきたいと意欲的である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ウィステリア製薬株式会社プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/178926