虫歯の割合は全学校段階で減少傾向
文部科学省は、学校保健統計調査平成30年度(速報値)の結果概要を2018年12月21日(金)に公表した。この調査は、学校における幼児・児童および生徒の発育や健康状態を明らかにすることを目的に昭和23年度から毎年実施されている。
調査対象は、満5歳から17歳までの一部抽出された児童および生徒である。学校保健安全法により実施される健康診断の結果に基づき、平成30年4月1日(日)から6月30日(土)の期間で発育および健康状態を調査した。
健康状態の虫歯(う歯)についての調査結果では、全ての学校段階で前年度よりも減少の傾向にあった。また、中高生においては過去最低値を記録した。
一方で視力に関する調査では、裸眼視力1.0未満の割合が全体的に増加しており、小学校と高校では過去最高値を記録した。
近年歯の健康が身体の健康につながることが分かってきており、歯科に対する親の意識の変化が子どもにも影響していると考えられる。またゲームやスマホなどの電子機器の発展が、子どもの視力低下に影響していることは言うまでもない。

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歯の生え替わり時期が虫歯のピーク
虫歯の割合を年齢別に見ると、9歳の51.9%がもっとも高い。歯の生え替わり時期は、歯ブラシが届かないところなど歯磨きが難しいので気をつけたい年齢である。
とは言え未処置歯のある割合は、幼稚園を除く全ての学校段階で過去最低を記録した。歯を大切にする意識が年々高まってきている現れだろう。
今回の結果概要公表は速報であり、確定値の公表は平成31年3月を予定している。
(画像はプレスリリースより)
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