口臭と歯周病の関係が明らかに!口腔ケアから全身の健康を考える

日本人30~50代の約80%は歯周病患者

株式会社幻冬舎メディアコンサルティングは、口腔ケアから全身の健康を考える『口臭列島』を2018年12月4日に発売した。著者は歯科医師でもある森本哲郎氏。

日本人はその真面目な人種柄、世界で最も歯を磨くといわれている。歯科先進国から見ても歯磨きの頻度は高く、口腔ケアに力を入れているようだが、その歯科先進国の人たちからは「日本人は口臭がきつい」と思われているという。

何回も歯磨きをしているのに、口臭がきついというのはどういうことだろうか。原因は日本人30~50代の約80%は歯周病患者だと推計されており、「歯周病菌」が野放し状態である可能性が高いことである。

口臭は歯周病の特徴の1つである。口臭を予防するなら、虫歯予防としての歯磨きではなく歯周病対策としての歯磨きや口腔ケアが必要となってくる。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

口臭は健康の重要な指標

同書では口臭をただの匂いとせず、歯周病や全身の危険シグナルと捉えていかなければならないと忠告している。

また歯周病菌が及ぼす影響として、脳梗塞、心筋梗塞、がんなどの深刻な疾患、糖尿病やリウマチなどの進行が明らかとなり、口腔内の健康が全身の健康に大きく関わっていることが分かる。

同書では歯周病に対する最新の歯科治療や、口内の免疫力を高めて健康に生きるためのアドバイスが書かれている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

amazon 『口臭列島』
https://www.amazon.co.jp/