新潟大学、米成分に歯周病の予防効果あり

米抽出成分が歯周病発症時の歯槽骨吸収を抑制

新潟大学の研究グループは11月27日、米から抽出した成分で歯周病の歯槽骨吸収が抑制できることを明らかにした、と発表した。

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歯槽骨の吸収抑制作用を有する米ペプチドを発見

歯周病は、多くの日本人が罹患している国民病の1つである。歯肉の炎症に始まり、重症になると歯周囲の歯槽骨を溶かす。歯槽骨の回復は困難なため、歯の喪失につながる。

歯の喪失は全身の健康に悪影響を与えるため、歯槽骨を守り歯周病を予防することは非常に重要である。

研究グループは、米から抽出した15種類のペプチド溶液と食塩水を、歯周病モデルマウスにそれぞれ適用し、歯槽骨の吸収と抑制効果を比較検討した。

その結果、歯槽骨の吸収抑制作用効果のある米ペプチドを見出した。

現在、歯周病原因菌の抑制には抗生物質が使われているが、抗生物質の乱用は、耐性菌を生み出す危険性がある。

米は、日常的に摂取する食品であるため、食品由来の成分で歯周病予防ができれば人に安全である。

今回の研究結果は、抗生物質の使用を制限する、新たな歯周病治療と予防の可能性につながるものである。

今後は、新潟を拠点とする米(コメ)関連企業との産学連携研究を目指すとのこと。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

新潟大学のニュースリリース
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2018/49973/

別掲
https://www.niigata-u.ac.jp/