薬用リステリンを扱うジョンソン・エンド・ジョンソンがオーラルケアに関する意識調査を東京と大阪の20~50代の男女832名に実施した。
“自分の口臭が気になった経験がある”は男性67.8%、女性82.2%と女性の口臭意識は高い。パートナーの口臭、も男性35.1%、女性62.3%。パートナーの口臭を指摘するは38.3%の東京女性がトップだった。日々のオーラルケアを比較的しない人は大阪男性に多い。朝・昼・晩と何らかのケアをするが多いのはやはり東京女性。
歯ブラシだけでは届きにくい口腔全体をケアするのがマウスウォッシュだが、その使用率は東京男性39.9%、東京女性47.6%、大阪男性30.3%、大阪女性44.7%といずれも半数未満。
歯周病、口臭、虫歯の原因に「バイオフィルム」がある。これを“名前も内容も理解している”人は東京男性6.7%、東京女性4.8%、大阪男性2.9%、大阪女性6.3%。東京、大阪、男女問わず、口内トラブルの原因を正確に知ってオーラルケアをする人はかなり少ない。
口内の細菌は300~700種類、それらが放出するヌルヌルの糊状バリアでできた大きな細菌の塊がバイオフィルム。唾液中のカルシウムや酸を取り込み歯と歯肉の境目、歯と歯の間で歯石となる。歯肉の炎症や悪臭を招く。
バイオフィルムを除去し口内トラブルを予防するには、物理的に除去するブラッシングと口腔全体を殺菌するマウスウォッシュが必要だ。ブラッシングがケアするのは歯の表面積だけ、舌、歯ぐき、口腔粘膜、咽頭のバイオフィルムには口腔全体に浸透して殺菌力をもつマウスウォッシュの併用がよいという。
▼外部リンク
ジョンソン・エンド・ジョンソンプレスリリース
http://www.jnj.co.jp/
薬用リステリン
http://www.listerine-jp.com/