子どもの2人に1人が歯周病 オーラルケアの大切さ教えるタブレット向けWeb絵本発表

口内細菌数の計測によるオーラルケアを教える

2012年、パナソニック ヘルスケア(株)は、歯周病の原因である口内細菌の数をわずか1分で計れる「細菌カウンタ」を開発・販売開始している。

子どもたちの2人に1人が歯周病といわれる中、「口内細菌数の計測」によるこの新しいオーラルケアの大切さを、子どもたちや親たちに訴えるために、タブレット向け絵本サイト「ゆらしてみるWeb絵本・ハミーくんのだいぼうけん」を始めた。

選択によってストーリーが変化するマルチエンディングや、錯覚を利用した不思議な画像を用いるなど、様々な工夫を凝らし、オーラルケアの大切さを子どもたちが楽しく学べるようになっている。

細菌カウンタとは?

パナソニック独自の細菌検出技術によって、大掛かりな装置や特別な試薬を必要とせず、低コストで高精度に測定できる細菌数測定装置。口腔内から唾液を取った綿棒をカップにセットするだけの簡単な操作で、専門技術・知識を必要とせず、約1分間で細菌数の測定が可能。

日本人が歯を失う大きな原因である歯周病は、初期段階での自覚症状がほとんどないため、目安となる口腔内細菌数など口腔内の衛生環境の評価が重要である。

しかし、今までは専門機関での測定が必要で、時間的にも費用的にも負担が大きかった。この持ち運びも可能な小型卓上サイズの機器の開発により、場所を問わず手軽に測定する環境を実現することができた。

▼外部リンク

パナソニック ヘルスケア(株)
http://panasonic.biz/healthcare/

「ゆらしてみるWeb絵本・ハミーくんのだいぼうけん」(タブレット向け)
http://panasonic.biz/healthcare/saikin_c_sp/