虫歯菌と歯周病菌は仲が悪い?!名医が教えるお口の話

歯科医も教えてくれなかったお口の中の本当にこわい話

医療法人社団健幸会 安藤歯科クリニックの理事長・院長である安藤 正之氏は、30年の研究成果をまとめた『人は口から死んでいく~人生100年時代を健康に生きるコツ!~』を出版した。

著者は、咬み合わせ治療のスペシャリストであり、現代病ともいえる不定愁訴の原因が、「舌ストレス」や「口内環境」にあることを解明した名医である。不定愁訴とは、検査の結果が正常にもかかわらず、肩こり・腰痛・偏頭痛・めまいなどの症状を訴えることである。

現代人は、顎や歯の変形により舌が強いストレスを受け続けているという。お口の中の環境が身体に及ぼす影響を、歯科医も教えてくれなかったお口の中の本当にこわい話としてリアルに書かれている。

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歯および歯科の知識が学べる1冊

著者は、口の中を小さな地球にたとえ、唾液の海や歯の山脈、そしてその中の住人を微生物とし、それらが一体どんな生活をしているのか、生理学・解剖学・微生物学の基礎知識に基づいて書いている。

同書は、決して難しくなく、身近に分かりやすく目からうろこのように知らなかったことを教えてくれる。また、歯周病は大人のキスでうつるというトピックでは、熟年の恋愛はお口に注意と忠告され、虫歯菌と歯周病菌は仲が悪いというトピックでは、性格が違う両者の権力闘争を知ることができ、興味をそそる内容である。

(画像はプレスリリースより)

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