神奈川歯科大学が歯科関係やその他に関する資料館をオープン

医療を志す方などを対象に公開

神奈川県横須賀市にある神奈川歯科大学において資料館がオープンし、月曜日から金曜日の10時から17時まで公開を行っている。最終入場は16時半まで。

同大学資料館では、100年前・50年前・現代の歯科診療室を再現した部屋や、100年資料室、解剖学歴史館や人体標本室などといった貴重な資料を展示しているという。

なお、人体標本室に関しては、見学対象者を原則として医療従事者もしくは医療系学生、これから医療を志す方のみとしており、見学時は予約が必要とのこと。

横地千仭氏に関する資料の展示も

また、神奈川歯科大学資料館では、「横地千仭の世界館」として神奈川歯科大学名誉教授である横地千仭氏の業績等を紹介するコーナーも設置している。

横地千仭氏は1918年(大正7年)に生まれ、1942年(昭和17年)に日本医科大学を卒業。

その後、群馬大学医学部、横浜市立大学医学部を経て1965年(昭和40年)に神奈川歯科大学教授に就任。

1986年(昭和61年)から同大学名誉教授となっている。

このほか、横地千仭氏は「Color Atlas of Anatomy」を世界的解剖学者であるJ.W.Rohen教授と協同出版。

同書は世界20か国語に翻訳されているという。

▼外部リンク

神奈川歯科大学資料館-人体標本と100年史-
http://www.kdu.ac.jp/museum/