歯磨き中の事故に配慮
赤ちゃんの口腔ケアを考えた「teteo(テテオ)」シリーズをてがけるコンビが乳歯ブラシ専用カバー「じぶんでみがけた」を6月上旬に発売する。
最近、乳幼児が歯磨き中にのどを突く事故の報道が相次ぐ。消費者庁や日本歯科学会も注意を喚起している。コンビが実施したアンケートで「歯ブラシをくわえたまま歩きまわる・走る・遊ぶ」ことに7割以上のお母さんが困っていることがわかった。こうした背景から生まれた「じぶんでみがけた」はのど突きをしにくい設計で、万一の事故に配慮したものになっている。
歯磨きの楽しさを伝えたい
乳幼児が歯磨きを嫌いになる原因に「自由にやらせてもらえない」があるという。だから「じぶんでみがけた」では、この時期に芽生える自分でやりたい気持ちを大切にする。
teteo乳歯ブラシ専用カバーの特徴は―①のど突きしにくいプレートの安心設計②柔らかシリコーンゴムベルトでフィットするから落としにくい③奥歯に届いてしっかりみがける④別売りの歯ブラシだけ交換で経済的
事故を防ぐ歯ブラシ機能を考案したのは松本歯科大学の小児歯科の先生たち。歯磨きの事故への対策を以前から考え特許を取得していた。今回コンビが製品化を実現したことで、先生たちの「歯磨きを楽しく続けてほしい」という思いが形になった。
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