歯周病予防を促すしゃべる鏡を共同開発。ライオンとIMJ

人工知能を用いた鏡でオーラルケア

ヘルスケア用品大手のライオン株式会社(以下 ライオン)は、デジタルマーケティングを行う株式会社アイ・エム・ジェイ(以下 IMJ)と共同で人工知能(AI)を用いた鏡、AIスマートミラーとそれを活用したオーラルセルフケアサービスを共同開発した。

会話をすることで適切な口腔ケアを提供

両社が共同で開発したのは、ミラー(鏡)に独自のキャラクター性を持たせ、会話をするように演出することで、それを使用するユーザー個人が適切な口腔ケアを実行でき、必要に応じて歯科医院への受診も促すというオーラルセルフケアサービス。

AIスマートミラーには、人工知能を取り入れることで、自然言語処理によるコミュニケーションを実現した。

AIスマートミラーは会話を通じて個々の利用者に適したブラッシング方法や歯みがき剤を勧めたり、口腔内の状況を把握したりする。

さらに音声だけでなくオーラルケアに関する動画や統計データを表示。ユーザーへの正しい知識の普及やケア意識を高めることを目指す。

健康寿命を延ばす予防歯科の普及を目指す

ライオンは、歯科医院による「プロケア」と、それに基づいて個人自らが実践する「セルフケア」による「予防歯科」の啓発に力を注いでいる。

虫歯や歯周病を予防し、口腔内の健康を保つことは、ひいては健康寿命の延伸につながり、予防歯科という考え方は、それを実現する手段になるとしてこれまでも「歯みがき相談室」や「企業における歯科検診」、広告宣伝などを行ってきた。

今回デジタルマーケティング企業のIMJと共同でサービスを開発することで、さらなる啓発拡大を狙った。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ライオン株式会社のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/140456

ライオン株式会社
http://www.lion.co.jp/ja/