浸透する虫歯・歯周病予防の意識。アンケート調査結果から

半数近くが定期歯科検診を受診

2017年8月に行われたインターネット調査によると半数近くが定期歯科健診を受けており、健康な口内環境を保つ予防歯科という考えが浸透しつつあることが明らかになった。

ソフトブレーン・フィールドの調査で

調査を行ったのは、フィールド・クラウドソーシング事業を手がけるソフトブレーン・フィールド株式会社。

同社の運営する「レシーポ」と株式会社クレディセゾンと共同運営する「レシートで貯める」のアンケートモニターを対象に「オーラルケアに関する調査」として行われ、全国の20代以上の各世代、合計4000人以上から有効な回答を得た。

予防策としての歯科受診、歯みがき粉選び

結果によると、口内環境に悩みがあると回答した人は半数以上、56.6%にも及んだ。具体的な悩みの1位は「歯石と歯垢」、2位が「口臭」、3位が「歯周病」だった。

健康な口内環境を保つための予防策として有効な定期歯科健診を受けているかの質問には、48.9%が受けていると回答。その頻度は半年に1回が最も多く34.8%。次いで3カ月に1回が28.3%、1年に1回と回答したのは20.4%だった。

また、最もよく使用している歯みがき粉に関する調査では、予防歯科の考えを基に生まれた歯みがき粉「ライオン クリニカハミガキ」が1位を占めていた。

この結果に関してソフトブレーン・フィールドは、虫歯や歯周病にかかってから歯科を受診するのではなく、予防の観点から歯科にかかる「予防歯科」の考えや、日々のオーラルケアの大切さが浸透しつつあるのではないかと分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ソフトブレーン・フィールド株式会社のプレスリリース
https://www.sbfield.co.jp/press/

ソフトブレーン・フィールド株式会社
https://www.sbfield.co.jp/