期待される介護・医療サービスの充実
ケアプラスは訪問療養マッサージ事業、デンタルサポートは訪問歯科診療サポート事業を展開する。両社が先月末に業務提携を行った。
近年、介護の現場では口腔ケアの重要性が認識されている。2社は互いの強みを活かしながら充実した介護・医療サービスを提供していく。介護予防理論で特に重視するのは口腔ケアと筋力の維持・強化。つまり医療マッサージと歯科が連携することで、より生活の質、クオリティ・オブ・ライフを充実できると考えている。これまで両社がサービスを行ってきた歩行が困難で在宅療養をしている利用者を対象とする。
ケアプラス
全国20拠点で「まごころベルサービス」として医療マッサージを提供している。在宅や施設でリハビリが必要な利用者に有資格者の施術師(あん摩マッサージ指圧師)を派遣する。医師の同意を得たうえで、身体機能・精神機能の維持向上を心がけたサービスをする。現在の利用者は約3500名。健康保険適用で行う。
デンタルサポート
訪問歯科診療では1カ月に2万2000人以上の患者をサポートする。またグループ医院と連携して歯科・医科の訪問診療および介護事業を行う。歯科・医科・介護の全てのサービスを提供する全国でも数少ない事業グループ。現在、「歯科・医科・介護のワンストップサービス」による地域包括ケアシステムの構築を目指している。口腔ケアの大切さをホームページ内(下記リンクを参照)でも紹介している。
▼外部リンク
デンタルサポート
http://www.dentalsupport.co.jp/