口腔環境の改善効果を日本口腔衛生学会で報告
栄養機能食品開発などを行う株式会社分子生理化学研究所は、ココナッツオイルとビタミンD含有オイルに口腔環境の改善効果や口臭・歯周病予防効果があるとの研究成果を、日本大学松戸歯学部の研究グループを通じて日本口腔衛生学会で報告しました。
高齢者37人を対象に調査
2017年6月に山形で開催された日本口腔衛生学会で発表されたのは、同社が開発した「うるりVDココナッツオイル」を用いた口腔環境改善に関する調査結果。
自ら口腔ケアが可能で総義歯でない平均年齢77.9歳の高齢者37名が調査の対象。
朝・夕食後に口腔清掃を普段通り行ってもらい、その後「うるりVDココナッツオイル」を使用、1週間後に口腔環境や口腔乾燥に関連する17項目の問診票を使い評価を行いました。
口腔環境の改善や口臭・歯周病での効果を確認
結果によると「口が渇く」、「歯がぐらつく」、「唇のまわりのしわが気になる」の3項目で有意な差が認められ、さらに舌苔の除去についても効果が確認できたといいます。
同社は、抗菌作用のあるココナッツオイルと抗炎症作用のあるビタミンD含有オイルに、口腔環境の改善効果があるとみており、さらに口臭や歯周病の予防、ひいては誤嚥性肺炎の予防などにもつながるのではないかという見解を示しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社分子生理化学研究所のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/
株式会社分子生理化学研究所
https://www.mpc-lab.com/