歯周病を防ぐための取り組み 「予防歯科」の考え方が広まる

ライオンが実施した調査

ライオン株式会社は、「予防歯科に関する意識調査」及び「歯科医院における予防歯科実態調査」の実施結果を公表した。

いずれの調査も、5月上旬に実施されたもので、調査対象は、前者が15歳から69歳までの一般男女1200人、後者が歯科医師100人。調査はいずれも、インターネットを利用して行われた。

重要性が増加

意識調査の結果によると、回答者の48.6%が予防歯科に取り組んでいると回答。一方、実態調査では、自身が運営する医院・クリニックにおいて、予防歯科の重要性が増加していると回答した人は、98%に達した。また、97%の人が以前より取り組みを強化していると回答。

歯科医師が患者に対して心がけたり、スタッフに対して指導したりしている点については、73%が「治療方針や状態について分かりやすく説明する」、60%が「きちんとセルフケアができるように指導する」と回答した。

歯医者に対するイメージに変化

意識調査によると、28.7%が1日あたりのオーラルケアにかける時間やタイミングが、過去1~2年間に増加したと回答したのに対し、減少したと回答したのは6.4%。

また、過去1~2年間に使用する歯磨き関連アイテムが増えたと回答した人は21%であったのに対し、減ったと回答したのは2.6%であった。

生活者が歯科医院や歯科医師に対して持つイメージについて質問したところ、「親身になってくれる」と答えた人が72.9%、「心地よい」が40.7%。なお、2013年に同じ質問を行った結果は、「親身になってくれる」が63%、「心地よい」が33.9%であった。

(画像はプレスリリースより)

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ライオン株式会社 ニュースリリース
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