インプラント地域医療のこんな試み

骨が薄い場合には人工骨を使用

インプラント埋入を希望する人の悩みの一つに「骨が薄くてできない」があるという。このことを理由にインプラントを断られた経験をもつ方はいるだろうか。横浜の一歯科医院ながらこの問題に対応する病院がある。

院長の鈴木和夫氏は東京女子医科大学歯科口腔外科と東京都のインプラントセンターで10年以上勤務する間に5000本を超えるインプラント埋入を行ってきた。その経験から、「骨が薄い」には人工骨(骨造成術)を使って対応する。ポイントとなるのはCT撮影。患部の状態を正確に把握するためにCTスキャン機器の精度が重要と考え、3D撮影用のブランド製品を設置している。

難抜歯とされる親知らずも

インプラントと同様に親知らずでも要はCT撮影。親知らずの痛みは口内の汚れから歯茎が腫れる場合と虫歯の場合がある。同院では親知らずの虫歯には抜歯を選択し、しかも一般の医院が大学病院や公的な病院に紹介する手術も同院で行う。神経に近いと麻痺などの後遺症を残すことがあり高度な技術が必要だが、難抜歯でも通常30分程度で済ませるという。

インプラント相談会を開催

かず歯科医院はインプラント相談会を6月12日(水)の午前10時~午後4時に開催する。予約は不要、最新型機器によるCT撮影を無料で行い、なかなか情報を得にくい費用、術式、治療期間について個々の状態に合わせて応じるという。所在地は横浜市の東急東横線大倉山駅から徒歩0分。近隣の方は相談してみては如何だろう。

▼外部リンク

かず歯科医院
http://www.kaz-shikaiin.jp